HFH
Next Generation Food_4-webinar
274 views
View transcript
- おはようございます そしてこんにちは 皆様がいらっしゃる場所によって異なりますが このウェビナーへようこそ 次世代次世代食品の製造プロセス の未来についてお話しさせていただきます 始める前に お伝えしたいことがございます このウェビナーは 録画させていただいております その点ご了承ください この録画は後ほど 皆様にお送りする予定です また当社のウェブサイトにも 掲載いたします 後ほど質問を お受けする際に お名前がチャットボックスに 表示されますが 最後に回答させていただきます ただし録画からは 名前を削除いたします そのため後ほど ウェブサイトに掲載したり 皆様と共有する際には 表示されません 事務連絡は以上です それでは、ウェビナーを 始めさせていただきます まずは簡単に自己紹介を させていただきます 私はペール・オーケです 本日はアミナとフレデリックが 同席しています 画面には私たちの連絡先情報が 表示されています メールアドレスも ご確認いただけます ウェビナー後に ご質問がございましたら いつでもご連絡ください 本日は次世代食品の範囲と 市場をけん引するドライバーについて 簡単にご紹介させていただきます そしてその後は プロセスと課題について重点的にお話しします 最後には事例をいくつかご紹介し 私たちがどのように 次世代食品業界で一般的に見られる 様々な課題を 解決しているかをご説明します それでは アミナから始めましょう 次世代食品とは何か そして何が推進力と なっているのか 説明していただけますか - はい もちろんです 定義として次世代食品とは 1997年以前にEUで消費実績のない 食品または食品成分を指します つまり新しい技術や 新しい原材料から得られる 食品です 次世代食品については 様々な呼び方がされていますが アルファ・ラバルでは 4つのカテゴリーを 次世代食品として分類しています 1つ目は植物性タンパク質です これは多くの方にとって 馴染みのあるものです 大豆や豆類 ひよこ豆など 植物から抽出されたタンパク質です 2つ目はバイオマス発酵で 菌糸体を急速に成長させ 大量のタンパク質を生産します そしてもう1つの発酵技術として 精密発酵があります これは微生物を 遺伝子工学的に改変し 単純な化学物質を タンパク質や脂肪などの より複雑な食品成分に変換します 最後のカテゴリーは細胞培養です これは他のカテゴリーとは大きく異なり 実際の肉そのものです ただし母体の子宮ではなく 子宮環境を模倣した研究室で 1つの動物細胞から 肉を成長させます - なるほど アミナ ありがとうございます 次世代食品について 理解できました この業界の推進力について 少し説明していただけますか - はい 現在 農地の80%が 家畜用に使用されています そして16%が食料用 残りの4%が非食料用です 世界人口は継続的に増加しており それに伴い食料需要も 増加しています 2040年までに 40%多くの食料が必要となります 肉の消費量を見ても 現在は3億3000万トンですが 2040年には 4億4000万トンに増加し これは33%の増加となります カロリーの循環を見ると 例えば牛は私たちが 消費する1カロリーを 生産するために 34カロリーを消費します つまり収率2.9%という 非常に非効率的な状況です このことから 将来的に何か変化を起こさない限り 現在の需給は 成り立たたなくなることが分かります もう1つ強調したい推進力は 持続可能性です 家畜生産は 大量のCO2を排出します 例えば牛肉生産では 牛肉1キロの生産につき 100キロのCO2を排出します さらに 森林破壊の問題や 限られた水資源の使用という問題も 家畜生産に関連しています これも大きな課題です また付け加えたいのは 新しい世代は 環境や持続可能性 そして倫理についても より意識が高いということです 新しい世代では 集約的な畜産における 動物福祉への懸念が 高まっています また消費のためだけに 動物を飼育することが 倫理的に正当化できるのかという 問題意識も出てきています - なるほど 私は新しい世代には 属していませんが 食料生産の方法を 変えなければならないことは 理解できます - その通りです - しかし この変化を実現するには 様々な課題も 生じるのではないでしょうか - その通りです 多くの課題があります どこから始めればいいか分からないほどですが 例えば規制の問題があります 規制機関は 地域によって大きく異なります シンガポールやアメリカは 次世代食品市場をリードしていますが EUは厳格で複雑な 規制機関のため 遅れを取っています また規制の複雑さは 使用される技術の新しさや 製品に消費実績があるかどうかによって さらに増していきます 次世代食品における もう1つの大きな課題は 消費者の受容です 消費者は伝統的な食品を参考にし 食習慣を変える必要のない 既知の味や見た目の 食品を求めます さらに代替タンパク質への 移行を検討する場合でも 代替タンパク質は 価格面でも現在と同レベルを 達成する必要があり これは次世代食品メーカーにとって 大きな課題となっています 現在は次世代食品を 大量生産するための生産能力が 不足しているためです またこれらの新技術はスケールアップが 容易ではありません この点については フレデリックが詳しく説明します - なるほど 急速な消費成長について言及されましたが その成長がどれくらい速いのか 推定値はありますか - はい もちろんです 先ほど申し上げたように 2050年には世界人口が ほぼ100億人に達し それに伴いタンパク質の需要も増加します ここで見られるように 次世代食品市場は 従来の食肉市場の相当部分を 占めることになります 2030年までに年間20%以上の 成長が見込まれています 2030年には1億300万トンの 次世代食品需要に達する見通しです つまり多くの畜舎が 工場の発酵槽に 置き換わることになります - アミナ ありがとうございます 大変興味深い内容でした 消費成長について 年間20%以上の増加とのことですが これは素晴らしい数字だと思います それでは次に この次世代食品が どのように生産されるのか 見ていきましょう フレデリックに バトンタッチして プロセスについて 詳しく説明して いただきましょう - はい もちろんです 私たちが言及した 様々な次世代食品カテゴリーの中で まず第一に これらのカテゴリー間には 違いがあります 食品産業の従来の 抽出プロセスを使用する 植物性タンパク質から始まり 天然の微生物を使用する バイオマス発酵 そして遺伝子組み換え生物で 個々のタンパク質を抽出する 精密発酵へと複雑さが段階的に 増していきます そして最後に 現在でも非常に複雑な バイオテクノロジープロセスである 細胞培養があります この複雑さはまず第一に プロセスの安定性 サニタリー性の要求 そしてもちろん 最終製品の1キロあたりの 価格に影響を与えることになります しかしその他の面でも 次世代食品カテゴリーは 他の食品タイプと比較して プロセス面での特徴があります 第一に 植物性タンパク質や飲料を除いて 私たちは微生物学的プロセスについて 話しています つまり最低でも 高いサニタリー性が必要で 作業によっては 無菌性すら求められます 第二に 水の使用が非常に重要です 植物性タンパク質の場合 乾燥物質1キロあたり 約30キロの水から 精密発酵の場合は 1000キロ以上の水まで 用水量にも幅があります もう1つの特徴として 次世代食品カテゴリーのプロセスは 技術的に大きく異なる 3つの段階に 分かれることです 1段階目は仕込みの段階発酵液で 原料を分散させたり 混合し 適切な濃度に調整し 殺菌または滅菌して 2段階目に送ります 2段階目は 抽出・発酵・培養そのものです つまりリアクター内で 行われる工程です 最後に下流工程があり タンパク質の回収 つまり抽出 製品の安定化 パッケージングを行います また重要な部分として プロセスから生じる 副産物の処理があります - なるほど 次世代食品の生産は 複雑さが 一段階上がるようですね - その通りです - そしてこれは従来の食品生産とは 異なる種類の課題を もたらすのではないでしょうか - はい その通りです 課題を3つのカテゴリーに分けました 1つ目は技術です 先ほど述べたように非常に複雑で 例えば粒子の存在という 課題があります これらの粒子は プロセス中の汚れの原因となり また洗浄時や殺菌時の 困難さの原因にもなります すべての発酵プロセスにおいて コンタミのリスクがありますが これは様々な解決策で 対応できます 細胞培養肉の哺乳類細胞や 糸状菌による バイオマス発酵の菌糸など 壊れやすい粒子は せん断に敏感です 次に容量に関連する 課題があります 例えばバッチあたり 100立方メートルを超える大型容器の 加熱と冷却があります これらの大容量で行う高粘度液の撹拌 タンク内の細胞懸濁液全体で 酸素濃度やpHを均一に保つこと また大型容器では 発泡の問題があります タンパク質を扱っており すべての好気発酵プロセスで 通気による空気供給が必要です そのためタンク表面での 発泡の問題が生じます 最後にスケールアップの 問題があります これらの課題はまず ラボレベルからはじまって 次にパイロット規模 最後に生産規模で取り組みますが その都度異なる問題が発生します そして生産については アミナが言及したように 従来の食肉や乳製品と 同じレベルの価格を保つという 課題があります つまり生産コストも 課題の1つです これらの生産コストは まずどのような設備に 投資すべきかという点に関わります ゼロからの新設工場に投資 するべきでしょうか 確かにコストは高くなりますが 最初からプロセスに 最適化された工場になります それとも既存の設備を改修して 費用を抑えるか ただしその場合は 以前の目的に合わせて調整が必要です 製造コストのもう一つの側面として サニタリーのレベルにとどめるか 無菌プロセスかの選択があります コストは大きく異なります 投資面では サニタリープロセスの場合 食品グレードの機器で 対応できます 無菌プロセスの場合は 医薬製造グレードの機器が必要になります そしてすべての手順において 無菌プロセスを実施する場合 最適なプラント能力と 特に個々のバッチサイズという 問題が出てきます 小さなバッチを多く作るか 大きなバッチを 一度に作るかの選択です そして変動費に関して 水とエネルギーの消費が 大きな部分を占めています これについては 後ほど説明します そして3つ目の課題は 持続可能性です 新しい食品について話していますから 持続可能性は当然 これらの製品の柱の一つです 最初の課題は 原材料の調達です 持続可能性を高める 最良の方法は 他の産業の副産物など 実際に利用可能な原材料を 再利用することです 次にCO2フットプリントがあります できる限り低く抑える必要があります そして最後に 先ほど触れた大量の水を 再利用するという課題があります - ありがとうございます、フレデリック - はい - たくさんの課題がありましたね - そうですね - ここで投票を取りたいと思います 皆さんに 回答していただきたいのですが 今フレデリックが話した課題を見て 4つの課題にまとめてみました そこで皆さんにお聞きしたいのは 次世代食品の生産や 直面している主な課題 それらに関係のあるビジネスをされている方々が実際に直面している課題です 最も当てはまると思うものを 選んでください 他の人の投票結果も 見られますが ボタンを押す前に 見ないでください そうですね 今のところ製造コストが多いようです スケールアップと 衛生面も見られます 製品品質は あまり多くないようです 興味深いですね 投票中ですが フレデリック 準備を始めてください これらの課題のいくつかを 見ていきますので 多くの課題を 挙げていただきました もちろん今日は すべてを扱う時間はありませんが いくつかの課題について お客様のために解決した例を お見せできればと思います そして投票結果を見ながら 植物性タンパク質に関する 課題について 次にお話しいただきたいと 思います 投票はここまでにしましょう - はい、投票結果が見えてきました 予想通り、製造コストが 大きな割合を占めています スケールアップと衛生面が 同率で2位です とても興味深い結果ですね - これから少し お話しいただく 製品品質について話すと その割合も 増えるかもしれませんね それでは 事例紹介を始めましょう いくつか例を挙げてください - はい、おっしゃる通り 最初の事例は 植物性タンパク質についてです より具体的には 植物性飲料についてです オーツドリンクは 私たちが話した新しい食品カテゴリーの中で 植物性飲料は恐らく 現在最も確立された市場を 持っていますが 従来の牛乳と競争するには まだ課題があります 今日はこれらの課題の いくつかを取り上げます 特にオーツドリンクの製造コストと 品質に対する 熱処理の影響について アルファ・ラバルに相談があった お客様の例を見ていきます このスライドでは オーツドリンク製造の 上流工程の典型的な フローダイアグラムを示しています オーツドリンクの 特徴的な点は 他の植物性製品や タンパク質抽出物と比べて 酵素処理工程があることです これはオーツスラリーから 抽出されたデンプンを 酵素で分解して 糖に変換する消化工程です この消化工程の最後には 酵素を不活性化する 必要があります 不活性化は酵素を変性させる 熱処理によって行われます この熱処理は 実はかなり難しい工程です その理由の一つは 消化後も製品内に 粒子が残っている ということです これらの粒子は数ミリメートルの 大きさになります 同時に消化工程で生成される 糖の一つである麦芽糖が 熱に非常に敏感だ という問題もあります これが何を意味するか 説明します 消化直後は 抽出液の色は 従来の牛乳とよく似ています 熱処理が 十分に穏やかであれば 色はほとんど影響を受けません 許容範囲である 薄いベージュ色のままです しかし熱処理が強すぎると 熱交換器内で 焦げが発生します その結果スライドの 左側のグラスに見られるような 濃いベージュ色に なってしまいます これは品質を 損なう結果となります ここでの課題は粒子を処理でき オーツドリンクの色を維持し かつコスト効率の良い熱処理を 見つけることです - 興味深いですね これは製品品質に関することですが とても重要な部分になりますね 実際私も より白い方の飲み物を好みます しかしこの問題に対する 解決策が いつものように あるのではないでしょうか - この事例では お客様がいくつかの 選択肢を試しました 最初の選択肢は 粒子に対応するため チューブ式熱交換器を 使用しました この方式では目詰まりのリスクはありませんが チューブ式熱交換器の問題点は エネルギー効率が低いことです 製品と加熱媒体の間の 温度勾配が大きくなります その結果熱交換器の チューブ内で焦げが発生し 最終製品が 濃いベージュ色になってしまいます そこで2つ目の解決策として 標準的なプレート型 熱交換器を試しました プレート型熱交換器は エネルギー効率が非常に良く 製品と加熱媒体の間の 温度勾配が小さいです そのため製品の 白い色を保持できます しかしオーツドリンク工場が 直面した問題は プレート間に粒子が 蓄積することでした これにより目詰まりが起き プレート熱交換器全体の 圧力損失が増加しました そのため最大12時間で ライン全体を完全に停止し 数時間かかるCIPを行う 必要がありました つまりラインが 数時間停止することになります さらに毎月 プレート熱交換器のプレートを 完全に分解して手作業で 清掃する必要がありました この問題を解決するため アルファ・ラバルは ワイドギャッププレート熱交換器を 提案しました これは他のプレート型熱交換器と同様に エネルギー効率が良く 製品の色を保持できます しかしワイドギャップにより プレート間の空間が広くなっています 11ミリメートルまでの粒子を 処理できます さらにプレート間の 接触点が少なくなっています その結果 プレートの目詰まりが 大幅に遅くなります これにより運転時間をCIP開始まで 18~20時間に 延長することができました さらにこの新しいソリューションの 導入以降 毎月のプレート熱交換器の 分解が不要になりました - 興味深いですね このワイドギャッププレートの設置は 難しいのでしょうか - いいえ、実際は簡単です ワイドギャッププレートは 標準的なプレート熱交換器と まったく同じ寸法と プロファイルで設計されています つまりワイドギャップに改修する場合 新しいフレームに 投資する必要はありません 例えばアルファ・ラバルの サニタリーフレームなど 既存のフレームが使えます - これは植物性飲料の事例でしたが ワイドギャッププレートは他の 新しい食品カテゴリーでも 使用できそうですね - はい、粒子がある場合は いつでも使えます つまり植物性ミルク代替品や 植物性タンパク質抽出時の スラリーにも使用できます もう一つの潜在的な用途は 粒子を含む発酵槽の 糸状菌などの加熱冷却です。 これが次の事例のテーマになります - 興味深いですね。 では次の事例に進みましょう 今度はお話しいただいた通り 菌類を使用した代替肉についてです アミナ、あなたはこの分野で 多くの仕事をされていますが この事例について少し話していただけますか - はい、私たちは バイオマス発酵のスタートアップ企業と 発酵プロセスの最適化のために 協働しました この企業は菌糸体発酵による 代替肉を生産しています このカテゴリーの 他の多くのスタートアップと同様に プロセス開発段階で 生産のスケールアップに 課題がありました またエネルギーと空気消費も課題でした さらに菌糸体へのダメージも 最終製品に 悪影響を及ぼしていました つまり最終製品の食感に 影響があったのです また彼らは設備投資を 最小限に抑えながら 収率を最大化することにも 関心がありました - はい、投票結果で見たとおりですね - はい - 製造コストですね それではフレデリック 私たちのプロセス専門家に戻りましょう このお客様の支援をどのように 行ったか説明していただけますか - はい、ここでは先ほど触れた スケールアップの 課題について説明します バイオマス菌類ベースの 代替肉を設計する場合 実験室で菌株をテストし その後パイロットレベルに スケールアップして 発酵プロセスを決定してから 生産スケールに移行します パイロットレベルでは 典型的なパイロット発酵槽は いくつかの特徴を持っています 発酵槽で言えば 例えば100から200リットルの容量で 無菌プロセスを実行できるように 設計されています つまり加熱冷却操作のすべてに 医薬品グレードの機器を 使用しています 外部ジャケットを備えており この規模では発酵液の加熱殺菌や 冷却を発酵槽内で 直接行うのに 十分な能力があります 好気性プロセスの場合は 底部の固定型曝気システムを 装備します そして攪拌には通常 ラシュトン・タービン型の 高せん断ミキサーを使用します しかしパラメータを決定して 生産スケールにスケールアップする際は 異なる考え方が必要です なぜなら製造コストを 考慮する必要があるからです スケールアップには 影響があります パイロットデザインから始まって まず機器の種類に関してですが とても高価な医薬グレードの機器で 構成される無菌プロセスにするのか あるいはサニタリーグレードのプロセスで 食品グレードの機器を使用できるのか これは様々な要素によって決まります 滅菌の要求レベル、 特に発酵サイクルの 期間などです 二つ目の課題は 加熱についてです パイロットスケールの 100リットル程度の発酵槽では 外部ジャケットでも十分ですが 50立方メートルスケールでは 適用することはできません この規模では加熱効率が 非常に低いのです さらに素早く バッチからバッチへと移行したいわけです そのためにはプロセスを 変更する必要があります つまり発酵液発酵液の調整、 殺菌や滅菌といった工程は 完全に別のラインで 行う必要があります これが先ほど述べた 3段階の中の第一段階です スケールアップにおける もう一つの重要な側面はエネルギーです 例えば50立方メートルの 発酵槽で 製品の均一性を保つために 攪拌する必要があり 製品は菌糸が成長するにつれて 粘性が高くなっていきます そのため必要なモーターサイズは 最低でも50キロワットになります これは大量のエネルギーですが さらに攪拌に使用される エネルギーは 全てリアクター内部で 熱に転じて発酵液発酵液の中に 溜まっていきます そのため一定の発酵温度を維持するには 冷却が必要です この熱を取り除く必要があり そのためエネルギー消費は 2倍以上になります このようにバイオマス発酵は 必要な対策を講じないと エネルギーの面で非常にコストが かかる操作となります 最後にもう一つの側面として 高せん断ミキサーを使用すると 菌糸に影響を与え 最終的な肉代替品の テクスチャーを 損なう可能性があります - なるほど 興味深いですね でもこれに対する解決策もお持ちでしょう。 - はい このケーススタディでは 固定曝気と機械式攪拌機に代わる 設計を提案しました それは循環ループと ロータリージェットミキサーを使用するシステムです AGMと呼ばれるものです ロータリージェットミキサーは アルファ・ラバルの混合コンポーネントで 2つまたは4つのノズルを 備えています 混合は発酵液レベルの下に 浸漬されたノズルから 液体をポンプで 送り込むことで行われ ノズルは水平と垂直の 両軸で回転することができます そして同時に ループに直接空気を 注入することで 曝気も行えます その効果として ノズルの回転により 発酵液と気泡の混合物を あらゆる方向に この画像でご覧いただけるような形で 送り出します - これは生産スケールでも 実験室規模だけでなく 大型発酵槽でも 機能するのですね - はい、実はこれは ビール醸造から派生した技術です ビール醸造では醸造条件を 最適化するために バッチあたり100立方メートルを 超える容量でも 使用されています さらに 他の利点もあります この設計の利点の一つは ループに直接プレート式熱交換器を 設置できることで 外部ジャケットよりも はるかに優れた エネルギー効率が得られます もう一つは発酵終了時に 発酵槽を排出する際 同じ循環ポンプを使って 製品 の払出しもできることです 例えば試験で使用したアルファ・ラバルの 食品グレードのデカンターなどに フィードすることができます - この解決策は様々なタンクサイズでも テストされているのですよね - はい このケーススタディでは 実際にこの解決策を 検証しました まずパイロットスケールで 試験を行い コルディングにある当社の アプリケーションセンターの 3立方メートルの発酵槽で この写真でご覧いただけます その後、生産スケールで 25立方メートルの発酵槽で 検証を行いました そして実証できたのは 菌糸のテクスチャーを 維持できたということです 最終製品で良好な品質を 維持することができました そしてプロセスは粒子の 粘度上昇の影響を 受けませんでした 特に興味深いのは 高せん断ミキサーと比較して エネルギー消費を 約70%削減でき また固定式曝気システムと比べて 空気消費量も 削減できたことです - 興味深いですね アミナとフレデリック ありがとうございました そろそろ まとめに入りたいと思います 次世代食品産業を見てみると 供給主導から よりプロセス主導の産業へと 移行しています 例えば従来の方式では 原材料は通常 工場の総生産コストの80%以上を 占めていました しかし次世代食品では プロセスが重要な部分となり 原材料は 他のソースから調達します つまり低コストの原材料と 高い加工コストへと 移行する必要があります また価格の点ですが、 従来の動物性食品のプロセスの製品並みの 価格を実現するには 他の食品産業からのバイプロを 材料に転用できるか にかかっています つまり不要な食品を 廃棄する代わりに 次世代食品の原料として 使用できるわけです それは持続可能性の面でも 良いですね - その通りです まさにそれを言おうと思っていました 次世代食品の主な目的は 持続可能性と環境への配慮です そのため プロセスにおいてもそれを考慮する必要があります 持続可能な素材調達 そして運用コストにも目を向け 水とエネルギーの使用量にも 配慮が必要です そうすることで エネルギーと水の消費を削減できます これらは相互に関連しています 持続可能な食品を作るなら プロセスも持続可能である 必要があります - はい、その通りです アンケートでも それが分かりました 設備投資費用と運転コストの双方を 最適化する必要があります フレデリックが 説明してくれたように 適切な技術を選択することで 実現できます アミナ、このまとめについて 何か付け加えることはありますか - もう完璧に まとめてくださったので - そろそろ終わりの 時間ですが 質疑応答の時間を 少し設けたいと思います もう一度連絡先を 表示させていただきます 遠慮なさらず このウェビナー後に質問が浮かんだら どうぞお気軽に 私たちにご連絡ください メールアドレスは こちらに表示されています 録画後にこれらの情報も お送りしますので 確認していただけます では質問に 移りましょう ここに質問が - 最初から... - 最初からですね - はい - ここに... - キャスパーさんからの 最初の質問です 生産コストと製品品質の... - 製品品質です - 製品品質 - そうです 製品品質 - 製品品質 様々な側面がありますが 重要なのは衛生面です 間違いなく 発酵プロセスについて考える時 特に高い衛生レベルを 維持することで 発酵サイクルの期間を あるいは滅菌によって 延長することができます そうすることで収率を上げることができます フェッドバッチで運転する場合は 製品を抽出する 期間を延長できます つまり設備への投資を増やすことは 高レベルの衛生管理に 投資することは 収益性を高める方法なのです 製品の汚染が減り 生産コストを 下げることができます 連続運転時間も長くなります そのため性能の高い技術は 生産コストや変動費を 削減する手段となります - はい、ケースバイケースですが ほとんどの場合 製品品質を向上させることで 実際に生産コストを削減できます 例えばオーツドリンクの ケースがあります 加熱方式を変更することで 飲料の色を改善でき 生産コストも 大幅に低減できました ロータリーミキサーで循環できる 菌糸発酵液混合物の 粘度に制限はありますか - まだ制限には達していません これまでの試験では 全くありませんでした 発酵終了時には 非常に粘度の高い 製品になりますが スラリーのような状態です ここで問題になるのはただしこれは適切な むしろ適切なポンプの選定です 粘度の低い製品の場合は 標準的な遠心ポンプで 問題なく 処理できます しかし粘度が上がり始めると 別の方法を考える必要があり 高粘度に対応し 高圧にも耐えられ さらに菌糸の完全性も 維持できるような ポンプを 使用する必要があります そのため適切な種類の ポンプを選択することが重要です - また質問がありまして 録画のシェアについてです はい 2、3日後 遅くとも1週間以内に 録画の準備ができ次第 リンクをメールでお送りします そこから録画をご覧いただけます なので はい 録画は共有いたします - はい では次にアミールさんからの質問です ロータリージェットミキサーを 使用した場合の 高粘度の水中菌糸培養における ガス保持についてはどうですか 泡は常に 課題となりますが ロータリージェットミキサーの 利点の一つは 標準的な底部での固定曝気と比べて より少ないガス量で 済むことです より小さな気泡を 生成できるためです そのため効率が良くなります 全体の空気消費量を 削減できますが 確かに泡は課題の一つです そのため様々な 解決策があります 発酵液の種類によって 異なりますが 曝気デバイスの種類や 現在アルファ・ラバルでは 泡を抑制するための 機械的な解決策も開発中です あるいはレーダー検知システムなどで 泡を検知し 必要な時だけ 消泡剤を使用するように 調整できます このように適切な計装を使用して 発生する泡の種類に応じて 対応します - 別の質問があります 細胞が受けるせん断力は インペラー攪拌だけの場合と比べて 高いですか低いですか つまりロータリージェットミキサーは 通常のインペラーよりもせん断力が 大きいのかということですね - せん断力は小さいです これは実施した試験に 基づいています 大きなタンクで 粘性のある製品がある場合 粘性があるため 非常に強いせん断勾配があり 製品全体に伝えるためには ブレードの部分で 大きなせん断力を かける必要があります もしそれが製品の質量全体に 確実に伝わるようにしたいのであれば必要です そのため高いせん断力が 必要になります 私たちのシステムでは菌糸は 菌糸を傷つけない 容積式ポンプで送られ 直径が10から21ミリメートルの ノズルを通ります これは菌糸が損傷せずに 通過するのに十分な大きさです そのため せん断力は小さいと言えます - 時間が来ているようですが 質問も出尽くしたようですね ちょうど45分で タイミングよく終われそうです 繰り返しになりますが このウェビナー後に 質問が浮かびましたら 連絡先を表示していますので お気軽にご連絡ください それではここで寒い国デンマークから お礼を申し上げたいと思います とても寒いですが 楽しんでいます 心の中は 暖かさで満ちています 素晴らしいですね - 素敵な締めくくりです - ありがとうございました またご連絡できることを楽しみにしています ありがとうございました - ありがとうございました - ありがとうございました